“楽しい＝◯”という洗脳

こんばんは。

本田裕子です。

今日のお題は、【“楽しい＝◯”という洗脳】です。

はい。
今日は、先日の印象深い面白いエピソードのシェア♬

この前、あるところでお話をする機会があって、私は主に美容とメンタルの話を。

そして、私の後に某ヒーラーさんがお話を。

でね、そのヒーラーさんが、

「楽しいことをやっていれば大丈夫ですよ」って話されてて、
すると、ある参加者さんが、

「そうですか。では、楽しいことをやらなくちゃいけないんですね？」と。

★ヒーラーさん

「いえいえ、やらなくちゃいけないのではありませんよ。楽しいことをしていればいいよってことです」
☆参加者さん

「・・・ですから、楽しいことをしなくてはいけないのですよね？」
★ヒーラーさん

「いえ、そうではありません。世の中には、しなくてはいけないことなど、何にもないんです。皆さんが本当にやりたいことや楽しいことはありませんか？それをやっていれば自ずと道は開かれます」

で、この後、どうなったと思う？

………
☆参加者さん

「う～ん？？😕・・では、、やりたいことや楽しいことをやらなくては道は開けないということですよね？それならやっぱり、やりたいことや楽しいことをやらなくてはいけないのですよね？」
★ヒーラーさん

「・・・。」

……
私は、思わず、

｡ﾟ(ﾟ^∀^ﾟ)ﾟ｡ｷﾞｬｰﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯﾊ !!

と、こっそり心の中で笑ってしまいました😚

コントみたいだったんだもんw

（会場も笑いに）

あ、でもこれ、コントじゃないんです。
よくあることなので本当は笑い事じゃないんですね。
それほどまでに私たちは、

「～～しなくてはいけない」洗脳されています。

「楽しいことをしなければならない、楽しいことをやらなくていけない」とかさ、
「楽しくなくちゃいけない」になった途端、楽しくなくない？🙄

それって楽しい？

もう、楽しくなくなってない？
何だか、まるで、

「楽しいは善、楽しくないは悪」みたいだね。
……

話は変わって、先日、地元の古い友達（M）から電話がありました。
★Ｍ「〇〇って、楽しいやか？」みたいなことを繰り返し聞いてきたり、「でも、楽しくないかもしれんし・・」等の発言が目立ったので、不思議に思って、

「どうしてそんなに楽しいかどうかにこだわると？」っち聞いてみたんです。
するとＭは、「え？だって、楽しくなくちゃいけないんじゃないと？」っち言うではありませんか・・Σ（ﾟдﾟlll）

★Ｍ「楽しくなくちゃいけないんじゃないと？」
☆私「なんで？いいやん！楽しくなくたって！」
★Ｍ「え？そうなん？楽しくなくてもいいん？」
☆私「いいよ」
★Ｍ「そうか・・楽しくなくても・・いいのか・・そうか・・」
☆私「楽しいことがあってもいいし、楽しくないことだって、あってもいいやん！」
★Ｍ「そうか、そうだよね、楽しくなくてもいいよね！　なんだ、そうだったのか～！」

☆私「楽しいかどうかって、考えてわかることじゃないよね？　感じることやけん、考えたってわかんないよ？」

それからＭはやっと感覚を取り戻したようでした。
そう、

考える世界から、感じる世界へ✨

Ｍは「いま振り返ってみると、自分が楽しいかどうかをチェックするようになってから、苦しくなっとった気がするわ。楽しいっちゅうことに、こだわっとったんやね。そのチェックばかりしとったけん、どんな体験も楽しくなかったし、なんも体験できてなかったわ・・　」
☆私「それも貴重な体験だよね。こだわると苦しくなる。楽しいことにこだわり始めると楽しくなくなる。ということを、身をもって体験したんだね」
★Ｍ「楽しいことをしていれば幸せになれる、と思ってたけど、そんなこと必死で考えて何かしようとしてたけど、楽しくなくてもいいっちわかったら、楽しいやん！そんなことも気づかずに随分と遠回りしとったんやね！あはは（爆笑）ありがとう！」と。

私は感動して泣いてしまいました。
いま書いていても涙がこぼれます😭
Ｍはここ数年、外から見れば、決して恵まれた状況にはないのです。プライバシー的なことだから詳しくは書きませんが、健康に大きな問題を抱えています。

（彼女のことを詳しく知ったら、皆さん泣いちゃうと思います）

幸せは状況がもたらすのではなくて、内面の豊かさから、もたらされる。
だからね、楽しいことをやってもいいし、やらなくてもいい。
楽しくてもいいし、楽しくなくてもいいじゃないですか。

そんなことより、

今ここ、今この瞬間を生きよう♡

↑って言うと、一生懸命に、今ここの今この瞬間を生きよう！生きよう！って考えはじめちゃう？笑

要はパラドックス。
Ｍの言った言葉から洞察してみて。
幸せになるために楽しいことをやろう、楽しくなろう、とするのを止めたとき、既に幸せだったことに気がついた。
楽しいことを “やろうやろう” とするのを止めたとき、楽しくなった、と。
面白いね( ◠‿◠ )