こんばんは(*^^*)
“自立したい女性を応援するコーチ”本田裕子です。
今日のお題は【“足るを知る”とは?】です♪
私は最近「欲深く生きよう」というテーマでも発信しているのですが、
「欲=悪いものだ、断たなければいけないものだ」
↑って、思われてる方も結構いらっしゃるみたいです。
(どなたか(成功者)の本にも書いてありました、というご意見も。)
「欲」の捉え方も人それぞれだと思いますが、
私は個人的に、「欲」自体は本来、良いも悪いもなくニュートラルなもので、人間が生きていく上で必要なエネルギーだと捉えています。
「欲」がなければ生きることも、活動することもできません。
そもそも「欲」って断たなければいけないものなのでしょうか?
「断つぞ断つぞ!」と、我慢と努力を重ねれば、なくなるのでしょうか?
「なくなれ~なくなれ~!」と、念じたらなくなるのでしょうか?
実は、
「欲をなくしたい!」
↑というのも、1つの欲です。
なぜなら、仮に本当に欲がない人がいたとしたら、このようなことは考えません。
また、思い込み(ビリーフ)の観点から見ても、日々ずっと学び続けている限りの知識と個人的な実感をすり合わせた視点から見ても、我慢や努力を重ねても「欲」は、なくなるものではありません。
簡単にいうと、
「理由」にアプローチしなければ、解消には至りません。
そう。
「理由」とは「根」のことです。
植物もそうですよね🌱
地上の出てる所だけ&見えてる所だけを刈り取ったって、根っこが残っていたら、また生えてきますよね。。
それと同じで「欲」を断ったり、なくそうとしたって、それはあくまでも「地上」や「見える所」だけのこと。
根っこがなくならなかったら、
断っても~またか…
断っても~またか…
の繰り返しでキリがないのです。。
そして、繰り返す度に自分を責めて、また努力して「断つぞ!」って誓って、「またか…」のループ状態に。。
ですから、その元の「根」に注目します
★元は何なのか?
★何がそうさせているのか?
まず、なぜ「欲」が“悪”であると言われるようになったのか?
それは、「欠乏感」だったり「足りない」が前提になっているから、だと思うのです。
「足りない」が前提な訳ですから、もともとニュートラルだった「欲」は、「欠乏感」を埋めるためのものになるのではないでしょうか。
★足りない世界
★自分は欠落していて、何かを得なければダメ存在なのだ
↑っていう世界観が前提の「欲」だから、恐れから自分のことばかり(だけ)考えたりして、結局は自らを滅ぼしてしまったりする。
いや、それだけじゃなくて「足りない」前提で、「世のため」という「欲」を目指そうとすると、どこかで歪むか行き詰まる。
だから、
「欲」は悪いもの!
「欲」を断たなければ!
↑と、言われるのですよね。
そう。
この↑そもそもの「足りない」っていう勘違いから脱出すること。
これが「根」であり、
ここに取り組むことが、ニュートラルに戻る道なのだと考えています。
このように考えるようになってから、
本日のお題にした
“足るを知る”とは、
★「ほどほどにしときましょうよ」
★「もう、充分でしょ」
↑っていうのとは少し違うと私は思っています。
“足るを知る”とは、
「足りない」前提の逆です。
【足りている】が前提で、それを知ろう!(勘違いに気づこう)という世界観です。
この「根」を書き換えたら、「ない」ではなくて「ある」が前提ですから、人にもあげるのが当たり前になる。
すると「豊かさの循環」が自然と起こる。
「足りない」前提だったから、「欲」は不健全だったり不調和を起こしてて、
「足りている」前提からだと、自分の欲を存分に現して生きることが、周りの人の幸せに繋がる✨
そう。
大切なのは、
「足りない」前提→から
「足りている」前提の世界観に書き換えて、
★「足りている自分」が、やりたいことを思う存分にやること♡
★「足りている自分」が、「もっと」という欲から更なる自分の可能性を発揮していくこと♡
ですから、どなたかの成功者が、
「欲をなくした方がいい」と言っているとしたら、それは、ご本人が「足りない」前提で頑張っていた所から~書き換えられた後付けです。決して「欲」がなかったから成功しなかった訳ではありません。
ですから、「欲」はなくそうとするのではなくて、前提を書き換えて、進化させちゃうのがいい。
まとめますと、
【“足るを知る”とは、そもそもの前提が「足りている」ことを知ろう!(勘違いに気づこう)】
そして、
欲深く生きよう!
欲深く♡笑