こんばんは(*^^*)
“自立したい女性を応援するコーチ”本田裕子です。
今日のお題は【感情◯◯の洗脳 ②】です♪
はい。
先日「感情移入の洗脳」という題名でブログを書きましたら(6/26 記事)幾つか質問をいただきましたので、今日は別の角度から書いてみたいと思います。
題して「感情移入の洗脳 ②」です。
(そのまんまになっちゃった。笑)
★Q. 目の前で友人が困って苦しんでいるとき、感情移入や同情をして一緒になって苦しんでも問題は解決しないのは理解できたけれど、結局のところ放っておくのですか?冷たくないですか?何にもできないということですか?
↑ということなのですが、、
☆A. うんとね、例えば、
友人が溺れているとするよね。
その時に、溺れて苦しくてジタバタしてる人を助けてあげようとして、自分もそこに飛び込んで手を差し伸べるとしたら、
溺れている人は、助かりたくてがむしゃらにしがみついてきます。
すると助けようとして飛び込んだ人も、それに巻き込まれて一緒に溺れちゃいます。
感情移入は、先日も書いたように相手の感情になりきって同じように自分も苦しむということで、
又、同情も言葉の通り、同じ感情を持つということで、
どちらにしても、同じところに飛び込むということ。
もちろん、時と場合によって咄嗟に飛び込んで助けることができることもあると思います。
ただ、今回は友人が溺れてるという設定にした方がイメージしやすいかなと思って例にしてます。
要は、溺れている人のドラマに参加しない。ということなの。
そのドラマに参加すると、あなたが冷静でいられなくなっちゃいます。
もちろん、放っておく訳じゃないし、何にもできない訳じゃない。
溺れている人は、しばらくするとジタバタするのを諦めます。
そして、落ち着いて水に身体を預けることができるようになる。
そうなると自然と浮かんでくるの。
それを待ってから救命道具を差し出してあげればいいってこと。
大丈夫だから。
その人の秘めたる生命力、パワーを信じるのです。
ですから、その人が浮かんでくるのを待っていてあげるんだ。
その待つ、というのが黙って聞いてあげるという行為。
話すことで、その人自身の中がいろいろ整理できるようになるまで、じっと黙って聞いてあげるの。
これが待つってことだよね。
これは感情移入でも同情でもない。
なぜなら、その人のドラマに参加していないから。
そのドラマをそばで見ているだけだから。
そして整理ができた段階で、提案をしてあげたらどうかな?
↑そう。
救命具を差し出す、ってことです。
あ、ただ、
あなたはあなたの考えを提案するだけ。
要は、あなたが持っている救命具(リソース)を差し出すだけなんだ。
それを使うか使わないかは、その友達の自由なんだよね。
押しつけるんじゃなく、手を差し伸べるの。
それで充分だと私は思うのです。
人の持つ秘めたる生命力、パワーは、
本当ものすごいんだ。
なんでそんなこと言えるの?って?
それは、私の経験からしても、クライアントさんにしても、ほんと秘めたるパワーを元々持っている、と私は確信してるから。
私の過去なんて、ぶっちゃけ本当どうでもいいのですが、実体験をお話すると、
私は10代の頃の例のズタボロのとき、
地元の山奥で一人、一晩過ごしたことがあるの。
(経緯は省きますが、最終的には自分で決断して、です。本当ハチャメチャ。汗)
いやね、このチキンな私がですよ。
切羽詰まったら、めちゃめちゃパワーが湧いてきて何ともなく無事でしたから。
その山は、地元でも危険だから行くなと言われている山でしたし、もちろん携帯の電波なんてないし真っ暗。。
当時の私は、
自分の意思を貫くんだ!死んでたまるか!って信じられない秘めたる生命力でした。笑
そして落ち着いたら、なぜか怖くなかったんです。
何とかなる!って思ったら、
ほんと何とかなったの。
今、思い出すとゾッとするし、もう二度と体験したくはないけれど(^_^;)
でも、これも今となっては有難い経験。
クライアントさんもね、もう限界!なるようになる!ってジタバタするのをやめたら、物凄いパワーを発揮されてるんです。
そもそも私たちって
生まれてきただけで奇跡なんだ。
ですから、
相手のドラマに参加しないで、
相手に感情移入して一緒に苦しむんじゃなく、
相手の力を信頼するのです。
そして、できること(あなたのリソース)を押しつけるんじゃなく、差し伸べるのみ。
それで充分。だと私は思うのです。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。