こんばんは。
本田裕子です。
今日のお題は、【裁いてしまう人】です。
2週間くらい前に、
「聖書に人を裁くな、と書いてあるのですが、どう捉えたらいいですか?日常生活において、どのように活かすといいと思いますか?自分は街でマナーの悪い人を見たりすると裁いてしまうんです。裕子りんは、どのように捉えますか?」
↑と聞かれたことがありました。
聖書には、
「人を裁くな。あなたも裁かれないようにするために。 あなたは自分の裁く裁きで裁かれるのである。」
↑みたいな事が書いてあるのだと。
これも昨日の記事に通じる部分があって、
この「人を裁くな」っていう1つの絶対的な正しい基準があると思う必要はなくて、
又、万民共通へのメッセージではない、と思うのです。
そもそも、ある時はイエス自身が人を裁きまくっていたんだし。
ただ、ここで、
「イエスは完璧だったから何かを裁いてもそれは正しいので、いいのではないか?」
↑とかって片付けたら、おしまい。笑
いやね、そう考えたら楽だけど、
脳は劣化するw
「TPO」 だし「ケースバイケース」
相手の顔を見て、その人の個性や状況を知ってから、おそらく相手に1番よかれと思うことを言ったんじゃないか、と。
イエスだけじゃなくて、覚者とかの言葉が時々違うことを言ってるように感じるところは、
目の前にいる人間が違うから、だよね。
そう、
語る対象が違うから変わってきて当然。
ですから、
「より良い生き方のコツ」 として
この 「裁かない」 はどうなの?ってことなら、この言葉を話す意味があるんじゃないかなあ。
なので、
「裁くな」 と言ったそこだけを取り上げて、
これが1つの絶対的な正しい基準として、
全てに当てはめ、金言としなくていい。
↑と思うのです。
やっぱTPOでケースバイケース。
今、このタイミングと状況で適切かどうか。
逆に、それをしないことでどうなるか。
例えば、
子どもが悪さしたら叱ることだってあるよね。
「大丈夫よ〜」って言う?
叱ることだってあるよね。
一時的に、その子に嫌われるかもしれないけど、状況によっては後々のためにも要ることだってあるでしょう。
以前にも書いたけど、褒めて褒めて育てるだけもおかしい。
逆に 「裁くのを控えたほうがいい場合」 もありますよね。
例えば、
それが 「余計な一言」 になる場合。
相手にも言った本人自身にもマイナスしか生まない場合とか…ね。
ただ これも難しくって、
その時は「余計な一言」 だと感じても、
後で、やっぱり言ってもらって良かったあ✨
と変わることだってあるもの。
人を傷つける可能性があるからって、すべての刃物をこの世から全廃する?
「裁くな」 を絶対的な真理として守ろうとすると、それと同じことになるよね。
リスク回避する代わりに、もっと大切な何かを失うことになる。
ですから、
人が人らしく生きるためにも必要と思う時には思いきって裁くこと。
で、時に自分を顧み、一言多くないかを考えてみる。
又、相手に言う必要を感じず、
相手には言わないときでも、
自分の中で裁いているときだってある。
まさに昨日の私の例とか。
「ないだろー」って思ってましたし。笑
自分の価値観を押しつけようとは思わないけど、損得しか考えてない下品で厚かましい人とかに、たまたま遭遇した時とか、
「はーー😤?Σ(-᷅_-᷄๑)」って私はなるもん。笑
以前はね、そんな人に遭遇したとき、
自分の中で裁いている自分に気づいて、
あ〜〜裁いてる自分が嫌だな、って思ったりしたこともあったんだけどね、ムカつくもんはムカつく訳で。
私の身近にはそういう人はいないけど、
そういう人に遭遇したら、エネルギーの無駄だから、サラ〜っと距離を置くのが一番。
ここで昔、尊敬する人から言われた言葉を思い出しました💡
それは、
「この世には、人を殴ることがゆるされるケースが2つある」と。
①ひとつは、
「本人、またはその周囲の人間に危害が及んだり、命の危険性が生じる場合」
②もうひとつは、
「殴ることで、それが最終的に相手にとって益となり、相手と自分との関係も改善されるという確信ができた時」
↑だと。
この「殴る」を当てはめてみてもいいよね。
ですから、
日常の街でマナーの悪い人を見たりしたとき
「裁いてしまう」っていう細かいことは気にしなくてもいいかなあと思うのです。
そして、
またまた昨日からの繰り返しになりますが、
正しいことが1つだけあって、
人間はそれを探求すべきなんじゃないか?
↑っていう、
「何が正しくて何が間違っているのか」
を追求する人は幸せから遠ざかる。
そんなの、知ったこっちゃない。笑
そんなのより、大事なことがある。
それは、
私たち、ひとりひとりの喜び✨
これ以外に大事なものって、何?
まとめますと、
ケースバイケースで裁いても全然いい。
そして、喜びにフォーカスしよう( ◠‿◠ )♡
本日もお読みくださり、ありがとうございました。