こんばんは(*^^*)“自立したい女性”を応援するコーチ”本田裕子です。
私事ですが、今日は私にとっては、初のご夫婦コーチングでした。
だいぶ時間おしちゃったけどm(__)m
私自身、とても勉強になりました
今日のお題は【優しさ】です♪
旦那様の方から、先程わざわざLINEいただいて『内容シェアしていいですからねっ(^^)ガッツリ宜しく』↑って・・
古くからの知人で、約7年ぶりにお会いしたのですが、本当に有難いです。
とはいえ、具体的な出来事や内容は省いて、率直に私が今、感じてる事を書きたいと思います
それは、今日のお題の通り『優しさ』についてです
まず、優しさの形は、百人いれば百通りあるのかもしれませんし、人それぞれ優しさの定義も違います。
まさに、今日のお二人も、優しさについて、異なる認識をお持ちになられてることが、問題の発端になっていました。
(旦那さん)のお話→『俺は、昔からよく優しい人だって言われてましたよね。自分の意見を押し通したこともないし、いつも○○(奥さん)のことを優先してあげているのに、○○(奥さん)は優しさの欠片も見せてくれない。いつも我慢しているのは僕の方で、結局、優しい人は損をするだけなんだと最近は痛感しているんだ』
それを聞いて奥さんの意見はというと、(奥さん)のお話→『意見を言わないのが優しさなの?本音を言えない臆病者なだけでしょ。私は○○(旦那さん)とは違って、相手のことを思うからこそ、言いづらいことでも指摘するし、自分の意見を、ちゃんと言っているだけなんですよ。時には厳しく接したり、本音を伝えることこそが本当の優しさではないですか?』
この異なる認識をお持ちになられてるお二人の『優しさ』ですが、どちらが本当の優しさなんでしょう?
実は、どちらの意見も正しくて(本当は正しい間違いもないですが)本当の優しさです。
ただ、どちらかだけでは、自分自身が満たされなかったり、人間関係に問題を起こしやすくしてしまいます。
まずは、旦那さん自分が相手を幸せにしてあげなければいけないと思っています。
とても責任感がありステキですが、よくよく聞いてると、相手が不機嫌になることが怖いということでした。
つまり、厳しい言い方をすると相手に幸せになって欲しいっていう純粋な貢献心からではなく、自分の安全を守るために相手のご機嫌を取っているのです。
もし、本当に相手の幸せだけを願っているとしたら、『自分ばかりが我慢している』という言葉は、出てきません。
言い換えると、いつも人の顔色を見て、自分の意見を主張することが難しいから、主従関係の支配される側に回ります。
そうやって相手の意見に従っていれば、相手は離れていかないし、また怒らせずに済むからです。
(奥さん)自分の欲求を最優先に考えています。
ステキなことです!
とてもステキなのですが、自分の願望実現ためには、犠牲をいとわないという姿勢が、問題を起こしやすくします。
特に『愛しているなら幸せにしてよ』っていう発言も良い悪いないですが、本音や感情を激しくぶつけ合うのが、正しいコミュニケーションだと思っているようです。
『私はこうしてほしい。あなたはどう思ってる?』などと、ご本人は気付かないうちに、かなり高圧的な口調で言ったりします。
こうなると、特に相手が今回の旦那さんのような意見を言えないタイプの人は、怖くて本音なんか言える状態ではなくなります。
さらに、『なんで何も言わないの?』等と追い討ちをかけます。
↑このように分析すると、このままでは、夫婦仲が満足いくものになる可能性は低そうでした。
ところが、お二人は優しさの半分ずつを既にお持ちになっています☆彡
旦那さんの方がお持ちになっているのは、『相手の気持ちを思いやること』
奥さんの方がお持ちになっているのは、『自分の気持ちを思いやること』
↑この2つを少しずつでも同時に表現できると、関係性も変わってきます。
旦那さんは、奥さんを恐れるあまり、自分の気持ちを思いやることができていません。
自分の気持ちを思いやるっていうのは、『自分は○○を望んでいます』って相手に主張できること。
これは、勇気がいることもあります。
でもね、自分の気持ちを犠牲にして、相手の欲求を受け入れるだけでは、本当の優しさとは言えないと私は思います。
また、奥さんは自分の欲求を叶えるのが相手の義務だと思って、相手の気持ちを思いやることは二の次になっています。
そして、よく『勝ち負け』って単語を耳にしたことからもどちらかが勝てば、どちらかが負ける。←みたいに、どちらかが正しければ、どちらかが間違っている。
↑と、いうふうに思い込んでいることに、自ら気づかれて手放されました
長々と書きましたが(^o^;)
【まとめ】というか意識したいこととして、【相手の立場や気持ちを思いやり、相手の欲求も叶えたい&叶えようとしながら、自分の気持ちも思いやり、勇気を持って自分の欲求も主張できる】
“どちらかのために、どちらかが犠牲になる”っていう考えが、双方に全くないのがいいですね(*^o^)/\(^-^*)
最後に、今の私は『優しさ』とは“自己満足”なんじゃないかと思っています。
例えば電車の中で、高齢の方に席を譲るという優しさ、逆に特別扱いをしないことによって相手を尊重する優しさ。
↑これらは全て主観的な立場から見た優しさであって、相手がその行為を優しさと感じるとは限りませんよね。
席を譲られると『私はまだそんな年じゃない!』って憤慨する人もいれば、逆に席を譲られないと『最近の若いもんは自分のことばかり考えて・・』と呆れる人もいます。
自分が優しさだと思っている行為が、逆に相手を不快な気分にさせることだってあるのです。
ですから、優しさは自己満足だと私は思っているのですが、その自己満足でも、相手を思いやり、おしつけるんじゃなく、自分がしたいから・・っていう自分の欲求を大切にしたいなと思いますヾ(=^▽^=)ノ
本当にガッツリたっぷりになっちゃったけど(笑)
本日もお読みくださり、ありがとうございました!