こんばんは。
本田裕子です。
今日のお題は、【心の成長時計がストップしたままの人の共通点と根本的な理由】です。
よく、「自分に優しくしよう」って言われています。
わたしも先日のPodcastの放送で、
「自分に優しくしよう!」
→の例)で、
「自分に理由なく100万円かけれない人は、人から「100万円」理由なく「貰える(受け取る)」ことができないよ」ってお話ししました。
参照:https://yukohonda.com/post-3393
すると、もっと詳しく「自分に優しく」を教えてください、との質問が数件。
そこで今日は、もっと具体的に掘り下げて「自分に優しく」とは、どういう事なのか?
ってことを書きたいと思います。
あ、シェアもいただき、
「自分を積極的に褒めるようにしています」との声もあったのですが、
それも大切よね(╹◡╹)♡
生きてると色んなことがあるけれど、どんな時もあなたと共に喜び、悲しみ、思い悩みながらずっと一緒に生きてきた自分自身なんだもの。
うまくいかないこともあったし、知らないうちに誰かを傷つけたこともあった。
でもね、1つだけ言えるのは、うまくいかなかったとしても、その時その時、自分が一番いいと思ったことをやってきたってこと。
その時は、そのやり方しか思いつかなかったってこと。
だからね、
たまには目の前の自分を抱きしめてあげて、
「よく頑張ってきたね。ありがとう」
って言ってあげましょ♡
と、しょっぱなから話が逸れました(^_^;)
私が思う「自分に優しく」で、
今日お伝えしたかったのは、
“自分の本心(潜在意識の声)を聞いてあげる ”ってこと、です。
人間の意識には、大まかに言うと
「顕在意識」と、
「潜在意識(わたしはよく“内側のハートちゃん”って言っています♡」があるけれど、
顕在意識では、
「潜在意識がどのような意志・観念・感情を持っているのか?」
ってことが、よく分かっていません。
「自分の事はよく分からない 」
これが、人間に備わっている
「ややこしや〜」な性質なんだよね。笑
例えば、
「健康や医療のプロ」が、わたしの身体を観察したら、
わたしが自覚してるよりも、わたしの「健康状態」を深く読み取れるでしょう。
又、わたしが他人の精神状態を観察すれば、
本人よりも、わたしの方が相手の「深い部分の意識」を読み取れます。
で、現代に生きるほとんどの人は、
「自分の潜在意識の声(本心)」を、把握していません。
わたし自身も、自分の「潜在意識の声」は、非常にわかりにくいです。
だからこそ、
積極的に自分の「潜在意識の声」を知ろうと(内側のハートちゃんと仲良く)しています。
自ら積極的に知ろうと(仲良く)しなければ、全然わからないまま、なのです。
例えば、
若い頃のわたしは上京後、
急に学歴コンプレックスになり、
とにかく「高学歴」に憧れていました。
(学生時代、まったく勉強しなかったクセに。笑)
高学歴になれば、
★他人からすごいと思ってもらえる。
★他人から認められる。
★自分を攻撃してきた人や、バカにした人を見返せる。
そんな風に思ってました。笑
これは、お金持ちに憧れるのも、同じような理由だったりします。
(悪い訳じゃなくて、ね)
でもね、
潜在意識が本当に求めているのは、
「目に見える形あるモノ」では無くって、「精神的な欲求 」なの。
例えば、「他人から認められたい」っていう承認欲求。
これは、多かれ少なかれ誰もが持っています。
ただ、積極的に自ら知ろうと追求した人は気づくのです。
それは、「他人から認められている瞬間」だけだってことに。
だから麻薬と同じで一瞬だけは、気分が良いけれど、根本的な解決にはならないんだよね。
自分が本当に求めているのは、
「他人(=自分)から認められてることを感じて、安心したい」のです。
これこそが、「潜在意識の声(内側のハートちゃんの本心)」です。
本当は、「高学歴」が欲しいんじゃ無くって、【 安心 】が欲しい訳なんだけど、
「お金」をどれだけ持っても、
「不安が一瞬紛れるだけ」で、
【 安心 】は手に入りません。
「お金さえあれば、いろいろ安心できるだろう」と思い込んでいるのが、
【そもそも勘違いだった 】ってことw
お金も、高学歴も、恋人も、自分を根本的に安心させてくれるのでは無く、
【 不安を一瞬紛らわせてくれるだけ 】なの。
逆にいうと、お金や学歴に過剰に反応したり嫌悪感を持ってる人も根本は同じ。
じゃあ、どうしたら根本的に安心できるの?
それは、精神的な成長です。笑
①様々な出来事から積極的に感度をあげて、自らの経験・体験は、得るものばかりだと気づくこと。
②自ら「潜在意識の声を積極的に聞こう」とすること。
これら(①・②)を、していない人は、
他人のせいにしたり、
「これがあれば安心出来るだろう」って思い込んでいて、
【 自分の外側の目に見えるカタチ 】を求める。
お金、学歴、地位、権威、名誉、恋人、…
これもね、どれも自分を安心させてくれる訳じゃないのです。
あ、もちろん、上記の要素は、
「経済的な価値」を生み出したり、
「社会で何らかの活動」をするには必要だよ。
だけど、「経済」と「精神」は別 だから。
「経済」や「社会的地位」 で、
【 認められない気持ち 】は埋められないから。
自分の精神を埋められるのは、
【 自己愛 】でしかないのです。
「埋められない外側のモノ」を求めているのだから、永久に根本のところが解決しないのです。
「幸せの青い鳥 」って童話があります。
あれは、「幸せの青い鳥」は、どこか遠くにいるのではなくて、
「既に自宅にいたんだ!」って話よね。
それに気付かない人は、
いつまでも自宅に戻らず、
外を放浪し続け、
外では絶対に手に入らない「青い鳥」を、不毛に求め続けるのです。
「本当のワクワク」と、
ネガティブから目を背けたいだけの
「ニセのワクワク」は、全然違うよね。
私にとって、
「他人から認められる為に、高学歴になりたい」と思ったのは、まさにニセのワクワクだったのです。笑
で、「幸せの青い鳥」を求めて、
【 青い鳥が絶対に存在しない場所 】を彷徨っている人って多い。
「幸せの青い鳥」の居場所は、
【 自分の潜在意識 】が知ってるの。
だから、自分の潜在意識と積極的にコミュニケーションを取ること。
自分の潜在意識の声を聞くコツは、
自分が優しい親になったつもりで愛する我が子に、
★本当はどうしたいの? (言ってごらん?)
★本当は何処に行きたいの? (〃)
★本当はどうされたいの? (〃)
と、優しく問いかけること。
多くの人が潜在意識の声を聞いていない理由は、自分の「本心」を封印してきたから。
子供の頃に植え付けられ、身に付けた「処世術」を、大人になっても引きずり続けている人も多い。
つまり、
「子供の頃の願い」が満たされないまま、心の時計が止まっているの。
「心の成長の時計」が止まってるから、
「心の成長の時計」がストップしたまんま。
わたしの場合は、
親に対して反抗期が酷かったし、
実際に行動に出て、
自分の意志は貫いてきました。
又、嫌いな勉強はできないし、
好きなことしか情熱を傾けられなかった。笑
ただね、好きに自分を表現しといて、
いつも何処かに罪悪感を感じていました。
それが何なのか、わからなかった。
親に迷惑かけたなあm(__)mとかは、もちろんあったし、「人に迷惑かけちゃいけない」って強い思い込みもあった。
なのに、自分の意志を貫いてしまう自分は、なんて冷酷な人間なんだろう。。。って、本当めちゃめちゃ自分を責めてた。
だけどね、根本の根本は、
わたし、ものすごく怒ってたの。
かなり強い怒りのエネルギーがあってね、そんな怒ってたなんて我ながらビックリ笑
わたしは、ずっとずっと怒ってた。
でも、それこそマンホールの蓋をしてるように奥深くに封印し、怒ってることさえ無自覚で忘れてたみたい。
潜在意識の声を深く深く聞いてあげて、
ようやくね、その強烈に怒っている「私」を見つけて抱きしめてあげたの♡
(そしたら、勝手に涙が溢れでてきて涙がとまらなくって大泣き)
自分に強く刺さった釘を抜いてあげた感じで、
そこからビックリするくらい、
自分の内側に変化がありました。
ずっと苦しい人生を歩んでいる人は、
子供の頃に満たされなかった想いを抱えている人が多い。
それは悪いことじゃない。
だから、
自分の潜在意識に対して、
自分自身が「理想の親」になり、声を掛けてあげること♡もしてみて。
子供の頃に遡って、
「子供の頃の想い」を満たすことで、
「心の成長の時計」がフルで動き出します✨
「自分に優しくする」っていう意味のひとつは、自分の「潜在意識(内側のハートちゃん)」と仲良くすること♡
それは、言い換えると、
子供の頃の「気持ち」を尊重してあげるということ。
すると、今の自分(=相手)の「気持ち」も自然と尊重できるようになります。
自分の「潜在意識」は、顕在意識では非常にわかりにくいし、積極的に働きかけなければ、ほとんど自覚はできません。
だからこそ積極的に、真剣に、
声を聞いて仲良くしていこう
それが、「自分に優しくする」ということ。
今日も来てくれてありがとう♡