おはようございます。
本田裕子です。
今日のお題は、【愚か者のススメ】です。
先日聞いた話によると、「愚者」のカードは(タロットカードで)最強なんだそうです。
なぜなら、「愚者」は何も持たないがゆえに何にでもなれるから、なんだって。
あ、これは、知り合いが信頼しているというか、何度も助けられた(らしい)占い師さん?が、言っていたそう。
そこで、
わたしは、スティーブ・ジョブズのあの伝説のスピーチ
「貪欲であれ、愚者であれ」
っていう言葉を思い出しました。
と、共に「愚者」という言葉を調べてみました。
Wikipediaによると、
「愚者」とは、自由、型にはまらない、無邪気、純粋、天真爛漫、可能性、発想力、天才と書いてありました。
へーなるほど〜✨
「愚者」の意味が、自由、型にはまらない、無邪気、純粋、天真爛漫・・etcってことならば、まるで赤ちゃんや子供みたいって思ったのです。
昨日、たまたま1歳半の男の子と触れる機会があって、ほんと無邪気で好奇心旺盛で、泣いたり笑ったり表情豊かで、素直で堪らんく可愛いかったあ♡
(上記の意味を当てはめ、言い換えるならば、まさに“愚か者(愚者)”♡)
「ママ」「ワンワン」「アンパンマン」だけ喋れて、もちろんまだできないことも多い。
このね、できないことが多いからこそ無限の可能性を持ってるんだよね。
ありとあらゆる可能性の中から何でも選択できるんだよね。
じゃあ、愚か者(愚者)ではない一般の人はどうでしょう?
ありとあらゆる可能性の中から何でも選択しようとするでしょうか?
しません。
なぜなら、知識や常識、目に見えるものに捉われているから。
人は、「見えなければ不安、見えたら安心」
↑という感覚を持っています。
ですから、地位や肩書きなど、とにかく目で見えるもので確認しようとします。
そうして目に見えるものばかりに捉われすぎると、目に見えないものを敬う気持ちを忘れてしまいがち。
あ、確かに目に見えるものの中にも大切なものってあります。
だけど、目に見えるものはアテになるような気がするだけで、実際にはアテにならない。
目に見えるものは常に変わり続けるからね。
もし仮に、アテになるものがあるとすると、それは目に見えるものや時代によって変わり続けるものじゃなくて、どんな時代でも、どの国でも、どの民族にとっても変わらないものだけ。
だけど、人は当てにならないものをアテにし続けようとしがち。
目に見えるものに捉われてしまいがち。
だから、知識や常識に縛られちゃう。
赤ちゃんや子どもの頃、無限の可能性を持っていたはずのその人は、気がつけば、
★「私はこんな程度なんです」
★「社会とはこういう所なんです」
とかって言い切ってしまう。
無限の可能性の中から言ってるんじゃなくて、本人の中にだけある常識で物事を判断してしまう。
逆にね、
愚か者(愚者)は、捉われていないのです。
真の愚か者って、知識を持ってても、その持っている知識に捉われてない人。
だって、
(わたしたちが何かを見て、それを認識できるのは、そのものに対して知識があるから)
例えば、スマホを見て、それをスマホと認識できるのは、スマホについての知識があるからで、知識がなかったら、ただの四角い物体としか認識できないもんね。
だから真の愚か者とは、
知識は豊富に持っているけれど、その持っている知識に捉われない人。
決して自分の知っていることに捉われていない。
自分が知らない未知のものに出会ったとき、まるで子どものように、
★「面白そう♡」
★「なに?楽しそう!^ ^」
★「とりあえずやってみよう!」
↑って好奇心のままに色々とやってみようとして、常に世界への認識を広げ続けようとしています。
そのためには、目に見えるものに捉われない方がいい。
逆に、賢者はいつも自分の豊富な知識を元に判断しようとします。
だから、時としてその知識に捉われます。
だけど愚か者(愚者)は、知識に捉われてない。
だから、ある時期に懸命に獲得したせっかくの知識も、どんどん捨てていかれるのです。
知識に執着しないのです。
愚か者(愚者)は何にも執着せずに今から何にでもなれるからこそ、最強。
時代は常に変化し続けます。
だから、「何が正しいか」とか常識ってのも常に変化し続ける。
まさに、時代やお国が変われば・・だよね。
ある時代に正しかった考え方があったとしても、時代が変われば正しくなくなるし、新しい時代には新しい考え方が常に必要。
だから、目に見えるものはアテになるようで実はアテにならないし、
目に見えないものはアテにならないようで実はアテになるんだよね。
そう。
目に見えないもの→
愛、信頼、誠実、感謝、etc・・
これらは行動で示すものだけど、
実は、こういう目に見えないものこそアテになります。
なぜなら、愛、信頼、誠実、感謝などの原則は時代を超え、国を超え、民族を超えて変わることなく大切なものだから♡
知識を獲得しながら、様々な体験からギフトをいただきながら、知識に捉われず、時代に合わなくなった知識はどんどん手放して、常識を超えながら、心に好奇心に従いながら、世界の認識を広げると人生はどんどん面白くなっていく。