「感情を感じきろう!」と決めて、
「感じきったら消えるのだから、感じるんだ!」と、逃げずに感じているのに、辛くなる一方で、なかなか上手く出来ません。
又、自分と向き合い、自分に正直に勇氣を出したり、いろいろ克服したと思っていたのに邪魔が入ったり、上手く進まないのは、なぜですか?
↑というご質問をいただきました。
ああ〜確かに、よく、
「感情を感じきると終わる」とか、
「感情は感じきると浄化される」とかって
言われてますよね。
そういえば、わたしも今までに、似たような表現を、色んな角度から話したり書いてきました🙄
ただ、
わたし自身、
色んな人と向き合っていく過程や、
自分自身の経験から最近おもうのは、
この「感じきる」っていう表現が、
余計にゴッチャになってる人って多いなあ、と。
なんていうか、、
「感じきる」っていう表現や言葉が、抽象的すぎるというか、曖昧すぎるんだよね。
だから、
まず、やってみていただきたいのは、
自分が感じていることを、
そのままにすること。
無理やりアタマでこねくり回して
変えようとしないこと。
誤魔化さないこと。
湧き上がるままに、
ただ感じる。
ただ見つめる。
だって、
誰だって、自分を
無理くり変えようとされたら、
嫌でしょ?
人は感情を、
ただ湧き上がるままに感じることや、
ただ見つめることが出来ないとき、
自分自身に抵抗する。
感情って、確かに終わります。
湧き上がってきて、去って、終わる。
必ず。
これが、ずーっっと終わらないとき、
今回のご質問者の方のように、
なかなか上手く出来ないのは、
アタマでこねくり回して
無理やり受け入れようとしていたり、
変えようとしていたり、
(無意識の反射的な場合も多い)
はたまた
一生懸命に考えて
何か意味をつけようとしていたり、
感じることそのものに抵抗しているから。
これって、
アクセルとブレーキを
両方踏み込んでる状態🐾ε-(´∀`; )
この状態で、
「感情を感じきろう!」って、
やってても、凄く苦しいし、
余計にしんどくなるよね。。。
(だから更にこねくり回したり、無意識に蓋をする癖が強化されちゃう。。)
それは、ぶっちゃけ、
やり方が間違ってます。
し、言い換えると、
やり方が間違ってるだけなんだよね。
感情を感じきるって、
めっちゃシンプルなもの。
その感じていることを
変えようとしてるから、
抵抗がおきてるだけのこと。
自分で自分に抵抗して
勝手にケンカしてる状態w
感情は、
「受け入れる」前で
とめること。
あ、とめるというか正確にいうと、
そのままにすること。
もっと適切な表現を言葉にすると、
「受け入れる」んじゃなくて、
「受けとめる」こと。
「怒り」とか「悲しみ」とかって
名前をつけたり、
ポジティブとかネガティブとかって
分析や判断を入れる前に、
意味づけをする前に、
無理やり受け入れようとする前に、
ただ、そのままにする。
これが先。
実は殆んどの人は、
この「そのままにする」ことを、
やったことさえなかったりします。
いつも書いてるけど、
感じちゃいけない感情はない。
感情を感じてあげることは、
とっても大切で、
ほんとの意味で自分を大切にすること。
……
その次に、
邪魔が入ったり、
上手く進まないのは、なぜ?
っていうのは、
それこそ
なかったことにしているもの
反射的に感じないようにしているもの
自分がいけないことだと押し込んでいる欲など
自分が自分に×をつけているそれに、
〇をつけることを求めてるから。
(深いところで)
ですから、
邪魔が入ったり、
上手く進まないこと等によって
心が揺さぶられたら、
それを 無理やり忘れようとしたり
平気なフリしないこと。
しっかり受けとめる。
そして、
自分に問うのです。
私は、何をいけないと思っているのか?
私は、何を守らなくちゃいけないと思っているのか?
私は、何がないと思っているのか?
そして、↑これらの
『ない』と思い続ける必要はもうないんだということに気付いてください。
もう、
いけなくないし、
守る必要はないし、
『ない」ことなんて全然ない。
ただ、その時(過去)は、
そう思う必要があっただけ。
過去のあなたも、
今のあなたも悪くない。
わたしたちは、
光も闇も持っている。
光の部分も闇の部分も